2015年 08月 16日
もうひとつ |
先日、古道具屋の先輩の店に行ってきました。
いろんなものがごちゃごちゃあって 宝探しな店。
いくつかを手にとって値段を聞いたりして あぁ、店をやるっていいなぁと 思いました。
先輩は言いました。
ほとんどのものを捨てない。で、一応並べたりして店頭に出します。だからごちゃごちゃなんだね。と。
捨てられないよ。と。
最近、知り合いのとてもかっこいいモノづくりをする人から 私の店の画像を見て
すごい!と思うよ。おもしろい。と、ケラケラと言われまして、はじめは褒めてもらったのかなと思ったんだけど、よく聴いてたら あんだけぐちゃぐちゃとガラクタ的なものを なんかかっこいい風にまとめててすごいねと。
なるほどね。確かに、お客さんも 「かわいいー」とか
「かっこいいねー」とか言いながら ガヤガヤやってくるけど、買わずに帰る人が多い。ほとんど。
よく見ると なんてことないもんだなーって感じなのかな。
素敵なものをステキな感じに見せて美しい店が多いけど
そういうのも 私は好き。
でも、できないし 違くていいと思う。
真似はできないし、自分の世界があるので。
どんなにくだらなくて、ガラクタでも 古くて壊れかけてても 見つけた私が また誰かに大切にしてもらえるまで
ごちゃこちゃだけど 大事にしておこうと思うのです。
時々 へこむこともあるけど、アンティークでもアートでも昭和レトロでもなんでもないけど。
そんな店があってもいいですかね。と思うのですよ。
by urikke
| 2015-08-16 22:52
| 日々の事